バイク歴約40年になります。(途中20年くらい間あいてますが)
やっとこの5年くらいで自分なりのシックリいく乗り方が出来るようになってきました。

きっかけはライドライクアプロというアメリカ白バイ講習を日本版に焼き直した大型バイク(主にハーレー)の講習会に参加してからです。ここでは3つのテクニックをメインで教えてくれます。クラッチワーク・進行方向への目線と上体の傾け方・後輪ブレーキ操作です。この3つさえ出来ればハーレーのような重たい大型バイクを最小半径でハンドルフルロックUターンが出来るようになります。
この3つのテクニック以外で、実はとても大事だと思うサブテクニックが身体にシックリきて、操作全体の流れとして出来るようになってきて、自分なりの乗り方開眼したかも?と思うようになってきました。
それは、①ニーグリップ必須!!これは教習所で講習受ける時から言われていますが、ちゃんとできている人はほとんどいません。たぶんその必要性が良く分からないのだと思います。ニーグリップが必要な理由はこの後の項目によるものです。
②バイクは内股・尻・腰で乗る。腕はハンドルに添えるだけ。ライドライクアプロの先生トムさんは「バイクは一輪車だと思え」と言っています。そうそう、その感覚が大事なのですよね~!!この乗り方を身に着けると長距離ライドでも腕の疲労感が相当軽減されます。バイクに乗る度に握力が無くなるほど疲れてしまうのは腕でバイクを操ろうとしている悪い乗り方です。
③乗馬の感覚で乗る(上記②を別の表現で言うとこうなるかも知れません)。私は馬に乗った事が3回ほどありますが、手で握る紐は身体を支えられるものではなく、上体を立てておくには腰でバランスをとるしかないのです。また腰でバランスを取る為には内股をしっかり締めて固定しないと振り落とされてしまいます。
④リーンインが一番安全なカーブの曲がり方。車体よりも内側に(曲がる側に)上体を傾ける。これって危なそうに見えますが、実は車体自体はリーンアウト(曲がる方向の逆側に上体をもっていく)よりも傾かないのです。ウェットな路面でこそリーンインです。
⑤公道カーブはアウト・ミドル・インで曲がる。レース好きはアウト・イン・アウトやろ、と思うかも知れませんが公道ではこれは相当危険です。最後がアウトになると対向車線の車と接触しかねません。カーブの先の道が見えてくるまでインを取らない走り方が安全かつスピーディな走り方になります。

とかなんとか言っても、今でも、気付きが良くあるので、まだまだ大したレベルではなくて、もっと理想的な乗り方があるのだと思います。
常に何かを感じ取って、変化・進化しながらバイクに乗る、と言うこと自体が喜びになっています。
安全運転で長~くライダー人生を楽しみたいですね!!
以下は、今まで乗らせてもらってきた名車たち。






猛獣の吐息のようなエグゾースト音がする超重量バイクでした。扱いづらいのにとても魅力的なヤツでした。

これは手放せません。
