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引退ビジネスマンのモノローグ



課題整理術

いまや仕事は非常に複雑なシステムに埋もれてしまっています。

その中から自分が推進すべき事を優先順位を大きく外れることなく、スピーディに課題解決していく為に必要なスキルが「課題整理能力」だと思われます。

私なりに思う課題整理の重要ポイントをまとめてみました。

先ずは課題整理をする事の効用とは何か?ということですが、前述の通り、取り組むべきテーマの優先順位を明確にして成果最大化に繋がるようにコーディネイトしてく為だと思いますが、その際に自分のワーキングメモリーで把握できる範囲内において見える化・言語化する事が非常に重要だと思います。

よって数が多過ぎたり、言語化した内容が直感的に分かるシンプルなものにする必要があります。

重要×緊急の四象限で表現するのがオーソドックスで、上記を満たす為に1テーマ10文字内くらいに記載出来ないと、自分のワーキングメモリーに収まりづらくなってしまいます。個人的には四象限で1テーマ10文字内がとても重要だと思います。

そうする事で、毎日(と言わず、1日何度も)見直すことが出来て、入れ替えたり表現を変えたりすることで精度が上がっていきます。

取り組む順番は、重要×緊急が最優先で、その真逆ゾーンの第4象限が最も優先順位低いのですが、これは未来のネタ程度の認識で良いと思います。第2と第3の優先順位は緊急の方からと言うのが定説ですが、個人的にはケースバイケースだと思いますし、興味ある方から取り組んでます。

また一度、重要×緊急としたものを何度も見直したり、事情があって即着手できないまま複数回閲覧していると、実は緊急ではなかったとか、重要ではなかった、等と言う事もあり得ます。自分の主観だけでそう判断してしまっていただけで、時間が経っても誰も必要としていない業務だったりしている事が起こったりもします。そういう意味では、主観に客観を加える作業の1つでもあるかも知れません。

同様に一度書いたテーマをずっと着手できず、結果的にやる必要が無いテーマだったという事も充分あり得ます。

それで良いと思います。

何でもかんでもやるのではなく、一度、テーマを寝かせて、その真価を判定していく作業も重要です。私の場合は、自然消滅していくテーマもたくさんあります。ただ、課題を感じたらそれを一度テーマとして取り上げて認識する事が大事だと思うのです。

中には一度消したテーマが復活してくることもあります。何度も見直している課題一覧なので、そういう時はいよいよ必要なタイミングが来たか!と以前の自身の着眼点を自画自賛したりして小さな喜びを得て悦に浸ったりしてます。

また見える化の副作用として課題を潰していく喜びも出てきます。これは一種のアフォーダンス(自然にやりたくなる環境)だと思います。

自分なりの継続的に更新され続ける取組み課題一覧を持つと、継続的成果を出せる人に近づけると思います。

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