バネチャンネル

引退ビジネスマンのモノローグ



災害史観と紛争史観

表題は最近知って、感心した考え方です。

何か国家的災難が起こった時に、その民族性で2つの考え方に分かれると言うのです。

西洋人や大陸系民族は紛争史観で自国民に不都合なことが起こった時に戦いとして捉えてアクションするとの事。

一方、日本人は災害史観で、神様の怒りや自然からの報復と捉えて災難が通り過ぎるのをただジッとして待つ傾向があるのだそうです。

なるほどなぁ、と思いました。

これらの考え方は、一神教と多神教の概念とも親和性がありそうです。唯一の絶対神しかゆるさない考え方と、新・旧・亜流で唯一を永遠に争い合う宗教思想と、八百万の神がいて、それぞれが人間的で不完全な存在が寄り添って世界を形成している思想・文化の違いと似ているかも、と。

また、地続きで国境を構えている国家と、海に守られてきた国家の違いもあるかも?です。自然の要塞というような環境は民族性に大きな影響を与えていそうです。(海に守られてきた国家は航海術が進歩してどこからでも攻められる国家にもなってしまいましたが。)

またルールを主体的に(都合良く)作る側・変更しようとする側の考え方と、ルールに真面目に従うのを良しとする考え方とも関係していそうです。F1やオリンピックでどこかのチームや国が強くなると都合良くレギュレーション変更するヨーロッパ勢の節操無さにはビックリしたものです。最近のSDG’sも正にそうですね。

どちらが良い悪いとは言い切れませんが、侵略者思考がどちらかにあるとすれば明らかですね。

植民地開拓や、グローバリズム推進はこの考え方に起因しているに違いありません。

人の性格形成に影響する環境・文化・教育ってホントに怖いと思います。まるで別モノの生き物を作り出すくらいの違いが生まれますね。

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