バネチャンネル

引退ビジネスマンのモノローグ



ズル→時間創出→想像→創造→リアル展開

ビジネス界を見ていると、やたらと新たな商材・サービスを展開して成功している企業があったりします。企業の中を見ても、特定の個人やチームが同様に突出している事があります。

これは仕事をなんたるものか、という捉え方が違っているのだと思います。

ルーティンワークをミスなくこなすのが仕事であると捉えているとこういった事は起こりません。

今、そこにない何か新たな価値を生み出し、それをマネタイズするのが仕事であると捉えている人は、正に新しい商材・サービスを生み出すこと自体が仕事になります。

難しいのは膨大なルーティンを持ちながら、新たな価値創りを要望される人達です。そしてほとんどのビジネスマンがこういう無茶な労働環境にいるように思えます。

先進的な会社の事例として1日の労働時間の15~20%を自分の好きな事を考える時間に使う、というのがあります。

そんな恵まれた環境にないほとんどの会社で創造的仕事をしている人はどうやってその時間を捻出しているのでしょうか?

答えは「怠ける」「ズルする」のだと思います・・・私が見てきたほとんどのケース。

怠ける・ズルする、のもルーティンに影響出さないように工夫する必要があります。その為には実力を上げて本気でやったら120%イケるのを力抜いて105%くらいに抑え、余った20%弱の時間で創造活動を行うのです。

この個人の前向きなズルが、事業全体にとてつもない利益をもたらしたりします。

これを狙いすましてやれる人がハイプロフェッショナルと言えるのだと思います。

ただ怠けているだけではNGで、そこからは何も生まれません。前向きなズル・前向きな怠けが大事です。何かを狙った時間作りが大事だと思うのです。

なので怠ける時には、ボヤーッと何かイメージの素のようなものが頭の中にあると良いみたいです。そのボヤーをどうしたら価値を生み出す形に出来るかがとても楽しいステップだと思います。私の場合は(ホントにレベルの低い事例で恐縮ですが)クルマで移動しながら夢想するケースが多いです。

ちょっとしたドライブで、「ボヤー」をザックリしたメカニズム図と重要キーワードなどが整理され骨格が出来るとしめたもので、あとは周辺情報を集めつつ、気の利いたメンバーに仮の話として打診(この時に、今無いものに対して全て否定から入るヒトがいるので要注意。出来ればそういう人に聞くのはやめましょう。何も生まれなくなります)して肉付けしていき、小さい雪だるまを転がして徐々に大きくしつつ、スケジュール化・サポーター配置等を考えていければリアリティが高まります。

このボヤーを形にしていくプロセスは頭脳労働なので、ある意味、普通に仕事をしているよりもよほど頭を使っていると思います。疲労感は相当ありますが、楽しさの方が上回っていて、心地良い疲労感につながり、むしろサイコーに充実した時間になります。

などと、私如きがまるで天才起業家のような事を書いてしまいましたが、私なりに実感値あるパターンです。ぜひ、目の前の仕事をもっと楽しくする為にもトライしてみて下さい。ひょっとすると新しい自分を創り出せるかも知れません。

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