バネチャンネル

引退ビジネスマンのモノローグ



抹茶セット入手

かつては抹茶ラテが好きだったのですが、あまりにも頻繁に飲み過ぎてあの甘さにやられ、嫌いになってしまいました。ただ、あの抹茶の食感・風味は妙に好きです。

どこかで抹茶と普通のお茶は同じですが育て方が違い、栄養成分がだいぶ違うと聞き、興味が沸きました。

抹茶にはテアニン・食物繊維・ビタミンE・カテキン(特にエピガロカテキンというのが強力らしいです)が入っていて、相当身体に良いとの事です。

一方で葉の部分をそのまますり潰して使う為、残留農薬も少し多めになってしまうとか(?)。その為、あまり大量に飲み過ぎるのも良くないとのことです。何も事も過ぎたるは及ばざるが如しなのでしょう。

いずれにしてもガブガブ飲むものではないので、自分なりに味わってみたくなり、さっそく抹茶セット購入してみました。

自分で湯を沸かし、抹茶を茶筅で解いていく作業は、なんだかメンタル的安定にも繋がる効用がありそうな気になってきます。

茶道とはそもそも何でしょう?

日本人はモノゴト極めていく際に「道」を付けるクセがありますね。伝統的な技の上達のために修行を積むというプロセスであり、師範や教授といった指導者を育成するプロセスでもある、とのことです。個人的にはとても良い名称だと思います。まだ見ぬ道の先と、未知の知見を連想させるイメージが沸いてきます。

実は遅ればせながら昨年、小説「利休にたずねよ」を読み、素晴らしい傑作だと思い知りました。利休の侘び寂びがどこから来たのかという事をフィクション(?)で描いていて、非常に奥深い作品でした。ついでに市川海老蔵主演の映画も観てみました。

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=pfbid0UEWv4nTVKwqkcoQksjqbtUw2YRGMsVduEJbpBWKsm4ecBxgtNTrrfbtg5WHAKiDgl&id=100001615593771

茶にはヒトに隠された何かの力を引き出す成分があるのではないかと思ったりもします。コカの葉や、ヒヨス茶(特捜部Qに出てきた北欧の幻覚茶)はかなりヤバい系のお茶ですが、緑茶・紅茶もカフェインなど取り過ぎると中毒になる成分も入っていて、当初はクスリとして処方されていたもののようです。※世界商品と言われるものは、珈琲やコカ・コーラをはじめ、砂糖でさえも最初はクスリとして普及し始めたらしいです。

きっと茶道の大元も、神秘の薬としての特別な効用への期待と共に嗜まれたものだったのだと思います。

自分で作った、少し泡立つ抹茶を趣きある抹茶椀で頂くと美味しいのと同時にとても落ち着きます。

浅はかな真似事ですが、こういう真似から「学ぶ」キッカケを作っていけたら素晴らしい事だと思います。

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