おかしな表題だと思います。本来なら「メンタル不調者製造マシーン」です。

なぜか、そういう人が職場には必ずと言って良いほどいるものです。この人の配下組織はメンタル発症者が多いとか、退職者が多いという人(役職者)です。
退職者やメンタル疾患が継続的に発生いくつかパターンはありますが、大きく分けると、その組織全体から満遍なくメンタル・退職者が出るパターンと、ある特定の人に近い人がよくそうなるケース。
前者は、そもそもの業務の働きがいや、お給与、環境、などの前提条件が弱い職場で何もアクションしない事から起こるようです。あるいは、そもそもの働き方が通常レベルよりハードに設定されている仕事で、代わりに給与が高いなどの職場特性による場合もあります。毎年、下位10%を切り捨て、新たな人を大量に入れると言う会社もあるようです。

そう言う負荷の高い組織でフォロー・支援する上長がいないとその配下組織から満遍なく断続的に離職者が発生します。
一方、特定の人に近いメンバーのみがメンタルになる・辞める事が多いのは、正にその人に起因します。
そして手に負えないのが、その原因たる人は、自分はやるべき事をやっているので辞める人はやむを得ないと内心確信してしまっているケースです。こうなっていると何も改善出来ません。特にその原因たる人が高位役職者だと対処が難しくなります。更にそれがトップだったりしたら目も当てられません。。。(スティーブジョブズとは噂を聞く限り働きたいとは思えません)

リーダーズインテグレーションや、360℃アンケート、エンゲージメントサーベイなど実施して客観データに基づき対処せざるを得なくなります。善意を持って指摘したり、アドバイスしたりしても、(間違った)信念で思い込んでいる勘違い役職者には余計な横槍にしか感じないようです。
相手がトップの場合は、自分が直接悪影響を受ける立ち位置だったら、しっかりその旨を伝えて辞めるしかなさそうな気がします。社外取締役や大株主にチクるというのもあり得ますが必要以上にパワーかかりますね。

上記の場合は、その原因者の対応による被害と、もたらすメリットを天秤にかけてみると言うのも視界に入れておく必要はありそうです。トップに対しては事業利益を期待しているステークホルダーが圧倒的多数ですから。
いずれにしてもメンタル不調者製造マシーンとは関わりたくないですね!
私が被害者的立ち位置で関わってしまったら、本気で戦って逆にメンタル不調にしてやるべく策略を練ります!(笑)

一方で、私がメンタル不調者製造マシーンになっていなければ良いのですが。。。それっぽい実績はないので大丈夫かとは思いますが、そうならないよう内省します。
いずれにしても自分の人生と働き方を主軸において無理はしない事です。私が以前勤めていた大手情報産業の産業医の方曰く、メンタルクリニックには気を付けた方が良い、8割はインチキと言える、診断は医者の主観によってしまう、薬漬けにされてしまうと元に戻りづらくなる、メンタルクリニックに行くならセカンドオピニオンを必ずもらった方が良い、と言っていました。
自分軸をしっかり持って、根拠ない自尊心を絶対に手放さない事です!(根拠ある自尊心は根拠が揺るぐと実は弱いのです)
無理はせずに働きながら、自分軸を大切にし、他者に自分のコントロールハンドルを握らせないようにしていきましょう!
常に人生の主役は自分です。最も大事な主人公は自分自身です!
