バネチャンネル

もうすぐ引退するビジネスマンのモノローグ



「アメとムチ」より「アメと無視」

良いことをした時に部下を褒めるのは当然ですね。

一方で何かミスってしまった際に、わざと間違える人はいないハズです。そこに対してムチ打つのは基本的にはマイナスに作用します。人前では特に!

ですので誰かがミスった時、間違えた時、失敗した時にはムチではなく無視してあげる事が上司に求められるスタンスだと思います。

本人が気付いている間違いは敢えて見逃してあげる懐の深さが職場を良い雰囲気にします。その経緯にはみんな気付いているのです。

もちろんミスった本人がそれに気付いていなかったり、誰かのせいにしていたら正す必要はありますが、これも人前ではしない方が良いです。どんなに社歴浅い人や若い新人だとしても、人としてのプライドがそれなりにあるハズで、人前で辱められるのは屈辱感を感じてしまう事が多い為です。その上長に対する印象がかなり悪くなるし、長年恨まれます。

これらの一連の動きをしっかり考えて対応できる上長は意外と少ないと思います。考えずにその場の感情で反射してしまう事が多いのが実態だと思います。感情的な判断は少し寝かせるのが良いです。

そのような反射の根底には上下意識があるように思えてなりません。自分の部下は一人前ではない、まだまだ実力がない、きっと間違えるハズだ、と個人としての尊厳を尊重してあげる意識が少ないのだと思います。ある意味、一方的に距離が近く自分の陣地においてあげていると思い込んでいるように思います。

私は、どんな新人とも実は距離感を持っていたいと思ってます。でもそれはある意味、健全な距離感だとも思います。一人の人として、土足で踏み込んでいけない、自分が勝手に干渉してはいけない存在だと本質的には思っています。だってその人の人生責任まで負えませんし。

一人前の人に対してはその尊厳を踏み潰さない。一方で勘違いしているようならマンツーマンでしっかり伝える、それで直らなければ相当ハードな事を伝える、ただし伝え方はアサーティブコミュニケーションで(相手の話をしっかり聴いた上で伝えるべき事はしっかり伝える手法)。

長年ビジネスマンを続けてきて「アメとムチ」より「アメと無視」をしてくれていた上長・先輩には今でも感謝しています。

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