「ギザギザ理論」と言うのを力説していた人がいました。※ぜんぜん、正式な理論ではありませんが個人的には気に入ってます(笑)

物事は一直線では進まない、ギザギザしながらバランスを保ってあるべき方向へ向かう、と言うのです。
このオッサンは何を言ってるんだろう?と最初はバカにしてたのですが、どうやら世の中のほとんどの動きはギザギザしているような気がしてきました。
株価や月次企業業績などもギザギザしているなぁと。クズネッツ・ゴンドラチェフの波(うろ覚えの経済の波)だとか、風の吹き方、波の打ち寄せ、月の満ち欠けなど、時間軸は大きく違うもののなぜか揺れてますね。
そう言えばブラウン運動と言うのもありました。小さい物質が微妙に細かく揺れ動くヤツです。それに私は貧乏揺すりがやめられません。※これは健康に良いのです。第二の心臓ふくらはぎの血流を活性化したり、ストレス発散にもなります。
この揺れって何なのでしょう?

間違ってるかも知れませんが、これはあらゆる事でバランスを取る為の自然になされる工夫なのではないかと思うのです。
ありたい中心点を軸に揺れ動く事で安定する作用かと。完全静止しているよりも動く事で微調整しやすくなる?事かも知れません。

思考も同じような事かと思います。揺れ動く事は外的影響を受けながらも、振幅を持つ事で長期的安定を得られるのかも?と。
固定して全く揺れ動かない幅のない思考の人は楽しくないです。迷って揺れ動きながら、ある方向性を掴んでいく思考プロセスが許容力ある幅広の人格を作っているように思います。
ちっちゃい下降なんか気にせず、ギザギザしながら自分なりに意味ある方向性を見つけて行きたいですね!
