バネチャンネル

引退ビジネスマンのモノローグ



決め直す力

決断力と言う意味で決めつける力はとても大事です。発揮しどころは要注意ですが。

決めるべきタイミングで、何らかの理由で決められない、ないしは決めない組織リーダーがよくいます。これ以上、議論しても仕方ないところまで熟してきているのに沈黙を守っているリーダー。

こんな場面のリーダーは何を考えているのでしょうかね?ミスを恐れた保身的スタンスなのか、あるいは本当に決められないのか、決める気がないのか??

そして、ホスピタリティ溢れる正義漢が、こうしませんか!と申し出る。

そうするとその発言者が自然とプロジェクトリーダーになる。つまり責任を担うことになる。

こうして組織リーダーは責任を全ては担わず、プロジェクトリーダーへ全面移管される場面が結構あります。

まだ、このようなお節介なホスピタリティ溢れるお人好し正義漢がいる組織は動けますが、こういう人がいないと何にも踏み出せません。消極的守りの体勢を継続していくと元気で無邪気な競合にやられてしまいます。これが更に巨大な組織に位置するパーツ組織であれば、その他組織にいる実力者にチャレンジというチャンスをぶら下げて、彼らイマイチなトップ層を交代させ、リスタートを切ったりします。前職のR社ではしばしば見られた光景です。

一方、イマイチなトップがその企業の本当のトップに位置する人達だったりすると(交代要員がいないと)破滅への道を辿りますね。

そこで思うのは、間違ってしまっても良いので、本気できめて、本気で推進する事の重要さです。間違ってはならない意識が強過ぎてもだめですし、本気になれないまま決めて中途半端な推進をするのもダメです。特に前者の間違いを気にし過ぎ正解を求めすぎるトップは邪魔くさいですね。責任を推進者に被せていざとなったら逃げる準備をしているトップがいたりします。こういう人はホントに迷惑な存在です。

私の信頼する知人が「決めるマネジメント」と言う本を書き、非常に勉強になりました。そして、更に思ったのが、正解に一度で辿り着くほどの天才はほぼいないので、恥ずかしげもなく決め直す力も更に大事だと考えました。

もちろん、決める時は本気で決めて本気で取り組むのですが、状況変化や、知らなかった情報や意見を後から入手したら、進捗モニタリングと共にフラットに決め直せば良いと思うのです。

なんでこの人はこんなくだらない事に固執しているのだろうと感じる事がよくあります。一度、大号令をかけて進めた事を翻すのが恥ずかしいのでしょうか?ex.ゼロコロナ政策などは正にそれだと思われます。

こういうバカな意地を張ってるように見える事が会社組織でもよくあるのです。みっともないです。。。

大事なのはその時々に真剣に考え、覚悟を持って決める力だと思います。そして決め直す力です。

面子や面目などを気にするくらいなら、ヘラヘラして「ゴメン、間違えちった」と方向転換するトップと働きたいと個人的には思いますし、自分自身の配下メンバーに対しては同じ振る舞いができるようにしていたいです。

背景の心持ちは利己的思考ではなく組織全体利益思考があれば良いと思います。

その思考に基づきつつ、「君子は豹変す!」です。

豹を書きたかったが猫になってしまった。。。

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