初心者なりにも技の開発を考えるのが楽しくなってきました。
だんだんと組立て(ホント初歩的な一手先くらいまでですが)が出来るようになってきて、それを考えるのが楽しいのです。

これが就寝前に想像し始めてしまうと眠れなくなってしまいます。
私が習っている道場ではスパイダーガードという下から相手の袖や足首を持ちつつ、足で相手の腰や肩を押してコントロールする手法をメインで教えてくれています。一見、下にいるので負けてるように見えるのですが、最強ガードと言われる技術です。
この状態からデラヒーバ・逆デラヒーバ(立っている相手の片足に自分の片足を絡めてもう一方の足で逆側の相手足の膝裏を押し込み、腕は相手の袖を引っ張ってコントロールする手法)から相手を投げると、面白いくらいにコロンと倒せるのです。

また、最初はなぜマウント(相手の胴体の上にまたがって押さえつける)になっていれば、たいがい押さえ込めているかと思いきや、何故か簡単にひっくり返されてしまうのです。その理由が全く分からなかったのですが、ちゃんと理屈がある事がよく分かってきました。
これは下側になってしまったら片側の足を跨いでいる相手の足の外側に引っ掛け、同じ側の相手腕をしっかり掴んで同じ側に身体を回転させるといとも簡単に相手をひっくり返せるのです。

私の師匠の小野瀬先生から「オノセスイープ」(この業界では有名な技)も直接教えて頂き、なんか分かってきた気がします(笑)。とても不思議な技で、身体を使った手品のような投げ技です。


道場はかなり笑いが溢れていて、楽しく真面目に取り組めます。緊張しまくってガチガチで取り組むのではなく、柔らかい頭で発想豊かに、相手を騙す技を磨きます(笑)
身体を使って格闘する将棋のようです(将棋出来ないけど)。
基本練習1時間(基本動作の修得と、基本的な技を教えてもらう)、その後1時間のスパーリングで構成されています。
未だ根性ナシ&体力不足で、後半のスパーリングはほとんど参加出来ていませんが、いよいよ次なる動作の組み立てや、全体のシナリオ設計がちょっとだけ出来るようになってきたので、スパー参加を徐々に増やしていきます。
以前の自分より少しずつ強くなっている感覚って、とてもステキです。
1.01の法則、実感中!!
