社会人になってから表題のように思うようになりました。

見ず知らずの土地で感じる「未知の環境に対する好奇心と寂しさ」の共存する感覚と、平常時にはありえない積極的な(そうならざるを得ない)自分自身に喜びを感じます。

最初にこの感覚を感じたのは、大学卒業旅行として行ったヨーロッパ鉄道旅行でした。別の大学の友人と二人で「世界の歩き方」と「トーマスクックの時刻表」を手にして行く予定でしたが、出発ちょい前に友人が大学試験がデモかなんかの影響で遅れて行けなくなったと言う連絡が入りました。それまで飛行機にすら乗った事がないので、海外旅行経験者の友人を頼りに行こうとしていた私にとってはまさに青天の霹靂と言う感じでした。

1ヶ月ほど放浪したのですが、いろいろな発見がありました。
全て30年前の話ですが、フランス人て英語で話しかけても(内容理解してるのに)フランス語で返してくるんだぁとか、ホテルには普通にビデがあったり、列車の旅で見える風景は正に「世界の車窓から」と同じような風景(いや、実物はそれ以上でした)だったり、スペインの女性は全員(1人の例外もなく)美人だったり、ロシアのビールはアルコール度数14%あって泡が立たないんだぁとか、ローマ駅は夕方はムクドリのフン爆弾が大量に落ちてくるとか、ベニスは今も沈み続けているとか、カタルーニャ地方は本気でスペインから独立しようとしているとか、トーマスクックの時刻表は全く役に立たなかったとか、とか、、、。

職業「旅人」って可能なのか確かめてみたいです。
職業となると収入が必要だと思われますが、額の制約はどうやらなさそうですので、稼ぎのネタを探しつつ、いよいよ2023年3月からオーストラリアのメルボルンに3ヶ月間ですが語学留学します!(以前、イギリスと言ってましたが諸所の事情で変更しました。柔軟性だけが取り柄です)

未知の世界にワクワクしております。