
一番効いたと思われるのは残念ながらサウナではなく、湿布薬でもなく、電子パルスマッサージ器でした。

ほぼ一日中、患部に貼り付けて、強弱調整しながらピクピクさせてました。
最初は肩甲骨の裏側に固まっていた痛み(これがかなりキツくて、金属片が挟まっているかのような鋭い痛みでした)が、徐々に拡散されていく感じがしました。痛みの総量は変わらないのですが分散していく感じです。
肩甲骨から脇の下に痛みの中心が徐々に移り、肘まで分散し、そこから少しずつ痛みが消えていったようです。
一方でその代償も払わなければなりませんでした。

何かというと電気を通す為に肌に直接貼り付けているシリコンみたいなフニャフニャな部分で皮膚が爛れてしまったのです。しかも、うまい具合に痛みが無くなり、今日は着けなくていいかなぁ、と止めた日から急激に症状が出始め、痒くて仕方ない状態になりました。何度も掻いている内に肌が爛れて厚い膜状の硬い皮膚になってしまっていて、まるで象の皮を移植したみたいな状態になってます。
アトピーで苦労されてる方々の辛さが少しだけ想像出来るような気がしました。ホント大変だと思います。、
スピルバーグの「レディプレイヤー1」に出てくるウェア型コントローラーを着けたら身体中そうなってしまうのでは無いかと余計な心配をしています。

薬も局所的な患部に効いても、それ以外の臓器を傷付けてしまったりするのもよくある事で、バランスを保つ事で生命を保持している生き物は難しいものなんだなぁ、と感じました。

簡単にどこかのスイッチを操作すれば全てがよくなると言うような簡単なマシーンでは無いなぁ、と。バランス保持して身体全体を強くしていく事こそ、本質的なんでしょうね。