バネチャンネル

引退ビジネスマンのモノローグ



仕事に活かす読書法

業務上、ある領域をより深く学んで、自身の取り組む実務の質を高めたい、と言う場面はよくあるかと思います。

そんな時の学び方の一つとしてオススメなのが、該当分野を解説した別著者の本を3冊立て続けに読む事です。5冊、10冊と読んでももちろん良いと思いますが、個人的には3冊読めばたいがい多角的、構造的にその領域を把握する事が出来ます。面白くなったらもっとたくさん読めば良いと思います。

1冊目を読んで全体像を掴み、2冊目を1冊目とは何が違うのか見つけにいく気で読み、3冊目で前2冊の隙間を埋め、対立概念を理解しながら深める、くらいのつもりで読んでいくと、結構その領域の専門家に近づけます。

日本のビジネスマンは概して本を読まないと言われています。個人的にはその通りだと思います。また、仮に読んでいてもその要旨を記録していない方がほとんどです。これだと1年経てば内容の90%以上は失われて行きます。そうなると読んだと言う記憶だけが幻想のように残り、使えるものは何もない、と言う、とても残念な結果になってしまいます。

ですので、簡単で良いので自分の言葉に置き直したメモを残すと良いです。いつでもどこでもそれを引っ張り出せるようにSNSレビューしておくと便利です。

人は最初に触れた情報を正しいと思い込みたがるバイアスがあるそうです。

その特性を認識した上で、複数の同一領域本を読み、ポイントを言語化出来ると、単に実務をこなすだけのビジネスマンとは大きな差をつける事ができます。なぜなら、そんな事しているビジネスマンは1%もいないからです。そしてたまたま最初に触れた情報を信じ切っている人がかなりたくさんいます。

数十年前の情報を正しいといつまでも信じてしまっている実態を示した本です。

凝り固まった大人にならない為にも、リアルな現状に少しでも追いつくために、少しは役立つ手法かと思います。

個人的な経験では、書店業界、コンビニ業界、賃貸業界、戸建分譲業界、不動産流通業界、SEO業界、人材コンサル業界、などに関わる際に非常に役立ちました。

これらの自力収集知見を持って、その業界の知り合いに実態ヒアリングするとだいぶ掴めてきますね!

味をしめたら、こういう手法が当たり前になっていきます。だって、簡単だし、その方が圧倒的に成果出しやすくなるのですから(笑)

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