長年の営業経験を踏まえて、あらゆる局面で共通する成功パターンです。もちろん、これだけでお客様からご了解を得られる訳ではなく、他の様々な努力に加算する事で成功確率が上がるものだと思います。

このスタンスが無いと最適提案やその為の努力をいくらやってもあっさり「ありがとうございます、でも今回はやめときます」と断られてしまう事も起こってしまいがちです。
「低姿勢」と「ゴリ押し」は相反する要素ですが、これをバランスよく、それなりの事情を示しながらお客様に受け止めてもらえるか、が重要です。

これはtoBでも、toCでもほぼ同じだと思います。toBも会社の窓口になって下さっている先方窓口の方がその気になってくれるかどうかで大きく結果に影響します。
大前提は相手のお得を最大限に考えると言うことが大事で、これを考えない提案は前提条件をクリア出来ていません。この前提を備えていればお客様との関係性は対抗関係ではなく、協働チームになれます。

ここまで来てから、低姿勢(相手を思い遣ったスタンスを外れない。否定的な反応をされても対抗関係になりそうな対抗関係になる対話は絶対にしない)で、ゴリゴリ押して行くのです(協働チームとして、このタイミングでこの提案は考えられうる最高の提案である事を信念持って伝え続ける)。
ところが、近年の若手営業マンを見ていて思うのはお客様に対して「やりましょう!」と言えない人がとても増えているように思います。
時と場合によっては自社や上司を悪者にしても良いと思います(ほんとアホな会社のルールでここまでしか出来ないんです、すんません。。。のような)
大前提をしっかり押さえたら、丁寧に相手を思い遣りながらも、ゴリゴリ押すのです!!

この感覚を掴めたら営業力に相当自信を持てると思います。ぜひ頭の片隅に置いてチョコチョコ考えてみて下さい。いつの間にか普通に出来るようになっていくと思います。
