どんな時に、どんな風に、自分を褒めますか?
そもそも自分自身を全く褒めない人も多いと思います。かつての私もそうでした。そうして自分基準を高めておかないとダメになるのではないか?と言う危機感によるものでした。

ただ、その考え方はシンドいだけで、なにもプラスを生み出さない事に気付きました。何をキッカケにそう思ったのかは覚えていないのですが(読書で気付いたのかも?)、自己肯定感が低めの人は、思い切って自分を褒める事に徹した方が良い、と言う考えに至りました。
結果的には大正解だったと思います。自分に優しく、他人に優しく、成果は成果として失敗は失敗としてフラットに見れば良い、ただし、自分自身を褒める事でいつでも前向きに取り組める自分を手に入れる事こそが、自分の能力内での最大成果に繋がると確信しました。

※一方で、自己肯定感高過ぎの方々はそうではないかも知れません。上記の確信はあくまで、自己肯定感低めの自分についてのみの話です。
どんな時に自分を褒めるか?ですが、私の場合は自分の殻を破った時、枠を拡げた時、今までの自分から少しでも変えられた時、です。ほんの少しだけで良くて、自分の行動原理を1ミリで良いので体現出来たら内心、メチャメチャ褒めてます(笑)。

例えば最近では、柔術に通い始めた時、プールに今年初めて行った時、スノーボードを思い切って買った時、海外語学留学の申し込みをした時、パスポート取りに行った時、など、やりたいと思っていた事を実現する為のアクションに繋げられた時です。

これらの最初の一歩が非常に億劫で、また今度、と延び延びとせず、とにかく一歩踏み出したら、自分の中では大絶賛しています。一歩踏み出せたら、その後の動きは容易になる事がほとんどで、何らかの事情で途中で止める事になってしまったとしても、それまで知らなかった何かを得る事が確実に出来ます。
失敗したり、途中で退散した時は自虐ネタにしようと考えながらのチャレンジでもあります。逃げ道もちゃんと用意しておきつつ最初の一歩の踏み出しが最も重要だと考えています。

たぶん、こんなスタンスで取り組んでいければ、大した根性なくても、いろんな経験が出来て、それなりに知見も身についていくのではないでしょうか。

柔なチャレンジャーとして今後もこのスタンスを大事にしていきたいです。