今シーズン7回目のボードに行きました。群馬県みなかみ町にある小さなスキー場ホワイトバレーを目指して行ったのですが、誰もいません。平日はお休み?
仕方ないので近くて平日でもたぶん人がいる谷川岳天神平スキー場に行き先変更しました。
標高が高く、シーズンで最も早く、最も遅くまで滑れるスキー場として有名です。


さすがに雪質が全く違っていて、柔らかくて非常に気持ち良さそうなゲレンデに思えました。
しかし、現実は全く逆で恐怖のスキー場でした(私のような素人にとっては)。

なにがかと言うと雪質は明らかに良いのですが、平日のせいか圧雪されているところはほんの少しだけで、深雪が大部分を覆っていて、私のようなアマチュアボーダーには地獄でした。
圧雪された雪面と、深雪では滑り方が全く違うのだと、この時初めてしりました。
一方、海外のボーダーがたくさんいましたが、彼らは嬉々としてより深雪のコース外に自己責任で飛び出して行ってます。スキー場の方に聞いたら今年コース外で1人亡くなってるよ、とあっさり答えて下さいました。
私はと言えば、5メートルも滑ると先端が雪深くに埋まり転倒、やっと立ち上がって滑り出すもターンを切ろうとしたら転倒。。。

一度転倒すると立ち上がるのに数分以上の苦闘をしなければなりません。立ち上がろうにも手が雪に埋まり、尻がどんどん深くに埋もれ、ボードには雪がごっそり乗っていて重くて動かせず、、、これは遭難すると恐怖を覚えました(笑)。
そこでいったん休み、深雪での滑り方をネットで確認したところ、全然違う滑り方しないとならないんだ、と初めて分かりました(苦笑)。

気を取り直して、何度かチャレンジするも、なかなか深雪は上手く滑れません。。。珍しく、もう帰りたいなぁ、とリフトに乗って独りごちておりました。
スキーやスノーボードって、大自然と戯れられるスポーツかと思っていましたが、勘違いしてる事に気付きました。自然の雪を圧雪したり、コースを滑りやすくするなど、かなり加工された擬似自然を楽しむスポーツなのだなぁ、と思い知りました。ホントの自然状態の雪原にでたらあっという間に死ぬ、と思ってしまいました。。。
ここのスキー場はクローズ時間が早く15時となっている為、結局は最後まで滑りましたが、コツらしいものを掴めず、今日は退散します。
こんな日もあるさ!!
そして勉強になったね!!
