文化の違いは明確な生活スタイルの違いを生むようです。これまでに気付いた主な違いは以下です。
ラウンドアバウトがたくさんあります。市街地を少し離れるとほぼ全てラウンドアバウトと言っても過言ではないような状況です。電力節約とか管理の容易さなどあるようです。

電車のドアは基本的には手動です。開くのに結構力が必要ですが女性でも苦にせず普通に開けてます。
コンビニはほぼありません。CVDと言われる中心街や、駅の周りに少数ありますが、いわゆる住宅地の近くには全くありません。目視ではセブンイレブンが数十軒程度かと思います。セブンイレブンが扱っている商品は日本と全く違います。

特に違和感を感じたのがコーヒー飲料はほぼなくて、たまにBOSSが数種類ある程度で、コーヒーはカフェなどでカップの形で飲むものらしいです。
自動販売機はほぼ駅だけで、水とコーラ中心で全く魅力的に思えません。コーラは普通のと0カロリーとバニラ味の3種類です。
現金を使う事はほとんど無くて(使えない訳ではありませんが、カード決済中心です。大概のお店でカード決済出来ます。
紙幣はなんとプラスチック製です。プラスチック性の方が耐久性があるとのことです。

レストランの注文は各テーブルに貼られているQRコードで行い、支払いもそれで済ませる。もちろんカウンターで口頭注文・しはらいも出来るのですが慣れた人達はカードとQRコードで済ませてしまいます。

Mykiタッチしないまま乗車出来てしまう事が多いのですが、時々車掌さんがチェックしに来ます。時々、無賃乗車の人が捕まってますがそこで精算させると言うよりはアラートするだけのように見えました。
スーパーでの買い物も大きな袋を持ち込んでいるお客さんのバッグチェックをランダムに行っています。私はこれまで5回チェックされました。うち2回はUNIQLOでバッグを持っているとフルタイムチェックされます。少し気分悪いです。

そしてトイレでシャワートイレ(ウォシュレット)を見たことが一度もありません。これはシャワートイレ好きには困ったものです。
その代わりに注射針捨て専用の容器があります。これって何の為なのか最初は不思議に思いましたが、きっとインスリン注射など自分で注射する必要がある人達用のモノなのだと思われますが、確認していないので未だよく分かりません。。。

服装の季節感がバラバラで街中に夏着から冬着までが混在状態です。私が寒くてマフラーしてるのに短パンタンクトップのお兄さんや下着なんじゃね?と思われるような女性がいたりします。西洋人は体温が1度くらい高いと聞いたことがありますが、それにしても薄着すぎやろ、と思う事がよくあります。

冷静に考えると圧倒的に日本の方が便利ですし、安いと思います。ですが、人のおおらかさと言うか、寛容さと言う意味ではオーストラリアの方がその傾向が強くて、その分ストレスは少ないように思えます。いろんな要素で構成されている社会生活のどこのポイントを重視して、どこの優先順位を下げるのか、が積み重ねられてきた文化そのものなのだと思います。
今のところ、ホームシックになったり、日本に帰りたいと思った事はないのでやはりMelbourne(オーストラリアも)は良い社会なのかも知れません。

後2ヶ月半でもう少し言語化出来るように観察を深めたいと思います。