バネチャンネル

引退ビジネスマンのモノローグ

それなりに充実したビジネスマン生活を送ってこれました。ここ数年、今後の人生を考えてきましたが、まだ体力的にやりたい事が出来る時期に引退し、MUSTに縛られて生きるのではなく(最近、頭の中に「奴隷」と言うワードがよく思い浮かんでしまいます)、素直なWANTに取り組んでいこうと思います。

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Melbourne郊外 恐怖の夜(Melbourne留学)

Melbourneでレンタカーを借りるのも5回目になって、だいぶオーストラリアでのドライブが馴染んできました。

気持ちはどんどん外側に向かっていってふと、Melbourneの外側を「の」の字に大きく回ってみようと思いました。都市の設計は「の」の字で形成される事が多く(パリや東京など)、何故かMelbourneもそうなんじゃね?と思ってGoogleマップを眺めていると、不気味な空白地帯を見つけてしまいました。

アメリカネバダ州にあるエリア51のように軍の秘密基地のようなものかも知れない、と思ったら居ても立っても居られなくなりました。

このピンを立てた場所は拡大していっても何も示されていません。エリア51に違いない!

ということで、ポートフィリップス湾の左端にあるポイントロンズデールからジーロング、ギズバーン、謎の空白地帯、エイルドン湖、トララルゴン(なんだか名前に迫力がある)、ケイプパターソンを3日かけて回って来ようとスタートしました。

ポイントロンズデール桟橋。先の方まで行くと波の振動で揺れていて怖い。いつか壊れると思う。。。

そこから3時間かけて謎のエリアへ。

そこは鉄条網で閉鎖されていて中に侵入すると罰せられると書いてあり、流石にビビってしまいおとなしく引き返しました。

ついでエイルドン湖へ。ここはキャンパー達がたくさんいて、道路も舗装されていない自然そのものの湖です。カンガルーの大群を見かけました。

エイルドン湖畔で見た大量の野生カンガルー達

そして、名前が何故か気になったトララルゴンへ。

Googleマップで調べると200キロちょいで3時間と表示されていました。15時なのでちょうど良いと思い出発。

エイルドン湖からトララルゴンまで200キロちょい。ガソリン残量もちょうど同じくらいなので給油無しで向かう事にしました。夕日がキレイだなぁ、と余裕かましていましたが、ここから悪夢が始まります。

夕日がキレイな地点からしばらく行くと舗装路から砂利道へ。少し不安になるが地面はしっかりしてるのでそのまま走ることに。

数十キロ走ると、ついで泥道に!!

それでもタイヤのグリップは効いているので走り続けると、徐々にぬかるみが各カーブに出てきました。

山頂らしいところを何とか抜けると、更に激しいぬかるみが多数。しかも行き違うクルマは一才無し。

でも下りになってるし、もうちょっと行けば舗装路になって街が出てくるのではないかな、と勝手に思い先へ進みます。

すると今度は霧が出て来て時速30キロも出せません。

突如、目の前に斜めに道を塞ぐ倒木が!!

ブレーキ虚しくベンツのボンネットに当たってしまいました。

ベンツのボンネットに当たった後の倒木。。。

後悔しても仕切れないところですが、レンタカー借りる時にパーフェクト保証に入ってたし、となんとか気持ちを持ち直して前進。

※既にここは電波通じず、事故報告も、ましてや警察なんて呼べません。

そして更に数十キロ進みながら、相変わらずスリップ気味の泥道の中、ガソリン残量がぼぼゼロへ。そんなハズないまだ100キロ残ってるハズなのに!!

ぬかるみを走ると燃費がメチャ悪くなると言うことを知りませんでした。悪路を走り続けた為、倍のスピードでガソリンを消費してしまっていたのです。

更にそこに追い打ちが!!

道路封鎖されてます。。。

100キロドロ道を走って来た先が道路封鎖。当然、途中に給油施設なんてないし。。。

呆然としつつ時計を見ると19時半。

このまま引き返したとしても後、数十キロでガス欠確実なので、ここで助けを待つ事に決めました。

と言っても対向車一台も無かったし、電波無いし、助けは来るのか??と半べそかきつつも、車の中で前日に買ったばかりのハリーポッター英字版を読んで眠くなるのを待ちました。

外は真っ暗。こんな時にいつも聴いてる怪談シリーズの中の「山の怪談」を思い出してしまい、時々ブルブル震えつつもハリーポッターに集中しようとして、一向に眠くもなりません。早く朝になってくれないものか?あるいは早く眠ってしまって目の前の恐怖から逃げたいと願って4時間すると奇跡が!!

はるか彼方に車のライトらしい光が!!

急いで車から飛び降りHELP!! HELP!! HELP!!とたぶん20回くらい叫んだと思います。車はその先が行き止まりだと察知して引き返そうとしていました。

なんとか私の存在を認識してもらい、引き返すのをやめた車に駆け寄り事情を説明したところ、近くの抜け道を通って行けば小さい村に辿り着けるらしく、そこまで先導してくれる事になりました。もし村に着く前にガス欠になったらハイビームで知らせる手筈として向かいました。

幸いギリギリガス欠にならずに村まで辿り着き、人家の近くで夜を過ごし、朝になったら村の何でも屋に頼んでガソリンを分けてもらうように言われました。

地元の若者3人組。鹿狩りをしていたとのことで、あんな道にいたら一生帰れないよ、オレ達に会えてラッキーだったなぁ、ですって。

翌朝、レンタカーのベンツを見ると凄いことになってました。

借りたばかりの頃のベンツ
恐怖の夜を共にした後のベンツ

翌朝はキレイな晴れ日で雲海が見れました。

絶景と恐怖は隣り合わせ

へとへとになりつつも翌日はケープパターソンを見て帰りました。

本当に絵に描いたような災難の夜でした。

が、同時にスゴい経験をさせてもらったと言う前向き感謝の念も。特に地元のオージー3人組とはInstagram交換したのでお礼の品を後でしっかり送ろうと心に誓ったMelbourne最悪の翌日でした。

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“Melbourne郊外 恐怖の夜(Melbourne留学)” への2件のフィードバック

  1. オーストラリア、なかなかな体験でした。人口が希薄なエリアは日本以外けっこうありますから、怖いですね。LAー>ベガスの途中とかワシントン州の田舎の小麦畑がずっと続くとことか、山の牧場より、スティーブンキング読むともっとスリルです。イラン映画で、砂嵐に巻き込まれて、車が埋まってしまい、わずかな携帯の電波で救われたという凄い映画もありました。  無事でなにより。ご注意を

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