ナウシカが結構好きです。あのソフトでフラットな人当たりと何にも揺るがない決意の両極を併せ持っているところが。

そしてナウシカは風を読みます。風を読んでメーヴェでしなやかに空を飛びます。ガンシップの強引な飛行とは対照的です。
そんな空の飛び方をしてみたいなぁ、と思って30年ほど前にパラグライダーを始めました。
ですが、その時の自分のレベル感では100メートルを超えるような高さはとても怖くて続けられませんでした。
イメージしていたのと違って空ではキャノピーが風を切る音と、ライザーやラインが引っ張られてキキッキキッとなる音だけになり風を読みきれておらず、機体をコントロール仕切れるスキルが自分にない事を知っていて怖くなったんだと思います。単に風に飛ばされてるだけの状態に近いので運任せに近い状態だから恐怖と孤独を感じたのだと思います。
今は少し違ってきていて、流れに合わせて飛ばせてもらっていると言う感覚が出てきました。
何事にも心構えというか、受け入れる為の心の状態が必要なのだと思います。
全てコントロールしてやろうと言う気持ちよりも、ちょっとついでに乗っけて下さい、と言う気持ちの方が強くなりました。
広い意味での感謝なんでしょうかね?

最近は飛ぶ事ももちろん楽しいのですが、スクールに行った時に「今日の風はちょっと強すぎて飛ぶのは厳しそうですね」と言われた時の方が内心嬉しかったりします。

強過ぎる風の中だとグラハン練習に集中出来るからです。飛べる状態になるとコーチ達から「飛べそうなので高高度行きましょう」と声をかけてくれます。それももちろんありがたいのですが、風の強い日は途中でそんな声も掛からず、グラハンで風の流れとキャノピーの動きを身体に染み込ませる練習に集中出来ます。

今のシーズンではまるでサウナに入ったかのような大量の汗をかき、体重が一気に減ってしまうので、グラハンやりながらサウナ効果も得れて一石二鳥です(?)
そして中長期の夢らしきものが見えてきました。
パラグライダーは元々ヨーロッパ発祥のスポーツで現在私のキャノピー発注もドイツの製品らしいです。フライトの有名地としてはスイスのインターラーケンや、トルコのオルデンツビーチ、ハワイなどがありますが、ライセンス取得後にはそれらの地で飛んでみたいと思います。

程よい難易度で楽しい練習と将来の夢が揃った取り組みって素晴らしいですよね!

