
57歳にして30年来、憧れていた柔術を学び始めました。
初回にして、気付きがたくさんありました。ある部分を引っ張りつつ、別の部分を突き放す力のバランスで相手を回転させ、自分の位置を変えながらコントロールする。人間の身体のつくりを利用して、テコの原理で締め技に繋げる合理的技術。
しかし自分の弱さを痛感しました。学生時代にフルコンタクト空手をやっていたので少しはイケるかも?と思っていましたが幻想でした。。。

同時にこのテクニックを深めた方々は相当強い、とあらためて納得しました。きっと簡単に人を殺せると思います。その力があるからこそ謙虚な人が多いのだなぁ、と。ドランクドラゴンの鈴木さんもそう言っていたような気が。
そして、通常の生活では使わない筋肉が酷使され、両ふくらはぎがつって、左太ももと右わき腹に肉離れのような痛みと、左顎がなぜか顎関節症のような鈍痛が残ってしまった。。。
5分のスパーリングは本当につらくて、息が上がってしまい連続して取り組めない状態でした。
でも、継続していけたらきっと余計な疲れも少なくなって、いざという時に本当に強くなれそうな気がしてきました(相当、先の話しですが)。絶対続けようっと!!

以下は今日、学んだテクニックまとめ。0504:第1回目。
・左手で相手右手首、右手で相手右手首奥を捕えて、右足を相手左わき腹に当てる
・相手が右手で左足内もも服を掴んだら、体を右に捻ると簡単に左手で相手の右手を離せる。
そこからのパターン①
・腰をそらして左足を相手の首の後ろにまわし惹きつけつつ右足を交差絡めて三角締めor相手右手を左手で反らして決める
パワーン②
・自由になった左足を相手右肩に当て、右足を右ひじに挟む
・左足を相手左わき腹にすね部分を当てると、右手・右足(肘部分)・左足(脇腹)でコントロールできる
・左足をわざと外すと相手が左膝を自分の腹に当ててくる。左手を相手左足首部分を相手内側から服を押さえ、体を回転させ自分の首を相手左足に着くくらいまで近づける。右手を引き、左手をグイっと引き、左脛を相手左足太ももに押し当て投げる。
初修行から6日目。まだ右脇腹が痛みます。腹筋する度に奇妙な音がする。これってまさか肋骨が折れてたりして?と訝しがる今日この頃です。もう少し様子を見てみます。。。
