バネチャンネル

引退ビジネスマンのモノローグ



意図的な腫れ物になる時

「和を以て貴しとなす」

日本書紀が伝える聖徳太子が定めた十七条憲法の第一条としてよく知られている言葉です。とても素敵な思想だと思いますし、日本人が世界から好かれる大きな要素だと思います。

しかし、サイコパスや、勘違い野郎が上長にいたりすると、時々利用される一方になってしまう事があります。残念ながら結構ある事実です。(自分自身の視点のみで囚われないように気をつけて判定する必要はありますので、判定は慎重に!)

一つの打ち手として(最終手段として)そんな上長にとって腫れ物のような存在に意識的になってみる、と言うのがあります。あくまで正攻法では変わらない変えられない時のみ意味が生まれる事があります。

自分の我儘だけでなく(一応、冷静に客観的に考えてみる、複数の他者と意見交換してみるのがオススメ)、状況によっては他者の代弁も(余計なお世話ですが)一部している状態で、気付かせる役割も担いつつ、自分自身の環境を整える目的でやってみると言うのはアリかも知れません。もちろん、その先の目的は担っている役割の成果を上げる為というのが上位概念にあります。

ある程度の役職者になっている人は、単なる我儘でなく、ある意味、担うべき責任かも知れません(明らかに相手が変な時は、と言う限定条件付き)。

これは一度取り組み始めると、後に引けません。no surrenderの覚悟で取り組まなければなりません。

場合によっては退職覚悟し次ステージの方針を決めつつ取り組むくらいのモノですね。なにしろ自分より権力のある人に挑むモノなのですからある意味クーデターです。

一方でそんな窮屈な状況に我慢して働き続けるのは心身負担が大きいので、むしろ未来に向かって勢いよくスタートする事すら出来るかも知れません。

辞める事を決め、放棄するラインを覚悟すれば、最強になれます。最強の腫れ物です。

ただし、こんな時にも最低限ルールがあるのではないかと思います。それを守れないとサイコパス上長と同じレベルに落ちてしまいます。

やはり他者には絶対迷惑をかけないと言う事ですよね!客観的な既知の事実以外は、誰々もこう言っていたと他者を巻き込むのは絶対にダメです!私はこう思う。た正々堂々と冷静に話しましょう。

また、怒りに任せて声を荒げたり怒鳴ったりするのも、同様に自分が堕ちてしまうので、避けるべきです。

対話の際にはこっそり録音しておくのもオススメで、そうする事で自分自身も冷静になれて、後になって詳細に振り返る事もできます。お客様サービスセンターで「品質向上を目的として録音させて頂きます」を自分に向けて使うようなモノです。今はスマホでしっかり録音できるのでとても便利です。

サイコパスに気を遣わせる為には、サイコパス自身の立場がヤバいと思わせたり、コイツ簡単に騙せない面倒なヤツと思われるくらいの方が、快適な環境を作れます。イジメの構造を覆すのと同様の理屈かも知れません。

あくまで社会において近くにサイコパスがいる時、アンタッチャブル人材になる為の特別対策だと思います。

でも、上記は面倒くさいですし、エネルギー必要ですし、人によって向き不向きがありますし、いつの間にか自分自身が単なる腫れ物になってしまっているかのような心労もありますので、どうしても我慢できない、しくじっても次のステージが確保出来ている、などを冷静に見極めた上で、それでもそうしたいなら、やりましょう!出来れば波風立てずに立ち去る方が良いとは思います。

「老兵は死なず、ただ立ち去るのみ」これもステキな言葉ですねー。

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