「世界の中心で愛をさけぶ」です。

原作も良かったですが、映画向けに修正されたあらすじもとても良く出来ていて悲しくて感動しました。(TV版は私の旬なシーズンを過ぎてしまっていてちゃんと観ていませんでした。あとTV版は悲しさと暗さが強調され過ぎていたように思います)
ウルルと言う言葉も初めて知りました。(アボリジニの言葉で「偉大な石」を意味するとの事)

たしか、原作にはオーストラリアの話題は全く出て来なかったように思いますし、彼女のお骨を振り撒いた場所も全く違うハズですが、映画も原作も両方、好きです。

過去に置いてきてしまった何か重大な思いを整理すると言うのは誰もが根源的に願う事なのだと思います。絶対に変えられない何かを、せめて心の中でだけでも受け止められる状態に昇華させる事がてきたら心が軽くなるのだろうなぁ、などとも考えさせられました。

ちなみに原作者の片山恭一さんは愛媛県出身の為、「助けてくださーい」の空港は松山空港だったよあです。それと、だいぶ後に「世界の中心でAIをさけぶ」と言うとぼけた題名の本も出版されているようです(笑)。
